【続】国際結婚の介護:義実家ジレンマのなれの果て

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。

みなさん、こんにちは。

今回は前回の記事  

国際結婚の介護:義実家とのジレンマ』続編になります😉

前回の記事までは、

最初の結婚で最初から前々夫の実家とそりが合わなかった私。

前々夫の突然の病気で在宅介護を担うことに。

その介護がきっかけで義実家とのさらなる関係悪化。

ここまででした!

さあ、そこからどうなっていったのでしょう?

この記事でわかること

介護がきっかけで義実家とのジレンマが生じる背景

国際結婚の義実家との軋轢は話し合いでは解消できない。

義実家との関係が少しだけ楽になる、いくつかの解消法

将来、不仲の義両親の介護を視野に入れておくべき

されど国際結婚

目次

介護と国際結婚:義実家と葛藤のストーリー

前回の記事で述べたとおり、

最初の結婚はアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス留学中に出会ったポー○ンド人男性と結婚しました。

いわゆる国際結婚ってやつです。

私にとってこの前々夫との結婚生活は18年間でした。

この18年の結婚生活は、お互い共働き、子供無し、夫婦仲もなかなか良かったと思います。

ただこの前々夫の義実家との関係が上手くいきませんでした。

実は私にとっては、これが意外に人生のダメージだったのです。

日本社会で33歳まで働き、一応これでも「管理職手当て」をもらいながら、働いてましたっ!

なので上司や同僚、後輩社員との人間関係問題もかなり乗り越えてきた「自信」らしきものがあったので、

会社組織でもない、たった一人の初老の姑さんと上手くやれない私って「できないヤツ」なのだと自覚せざるを得なかったのです。

まさに「できないヤツ」の私と姑さんの不仲は交際期間から始まってました。

大きな原因は「人種の壁」ってものです。

しかし、途中私達夫婦は隣りのネバダ州ラスベガスに引っ越しをした為、

カリフォルニア州の義実家の家はウチとは車で6時間ほど離れた場所という好条件になり、時々しか会わずにすんでいたので助かりました。ラッキー!!

ところが、

前々夫が原因不明の病気で寝たきり状態になり、私が在宅介護をすることになったのです。

その後いろいろな事情で、ラスベガスからカリフォルニア州の義実家に暫定的に転居、そして義親と同居介護という末恐ろしいシチュエーションになりました。

理知的に乗り越えようなどと甘い考えだった私はかなり夫と義母の間に挟まって、まさに双方のジレンマに陥っていたと思います。

もともと不仲だった関係性のある人物とは、

介護などの難問題が起きたら、「協力」どころか、ますます関係性が悪くなるものだと悟りました。

数年後、不明の病気を治してくださる名医と出会い、

全快ではないものの8割ほど回復し、本人が自立できるようになった時点で

私たち夫婦でラスベガスの自宅に舞い戻り転居することに。

そして私はラスベガスでカジノホテルに転職しました。経済的に苦しくなってきたからです。

そこから、なんとも小さなきっかけが重なり、前々夫に対する気持ちも離れて行き、

離婚しました。18年間の結婚生活でした。

ラスベガス・カウンティの婚姻は結婚も簡単ならば、離婚の手続きも思ったより簡単でした。

話し合いではダメ!国際結婚の義実家ジレンマ難問題

義母だけでなく、前々夫の兄弟やそのヨメとも四面楚歌になり、

これまでの自分とは打って変わり、私も暴言攻撃をし始めたものです。

私:「ユー達、いったい私を誰だと思ってんの??」 こわい😱

私:「ぜったい後々に後悔させてやる!」 さらにこわい…!

などと、啖呵をきったり。

もっと相手がグサッとくることも言う。

「異国から来て孤軍奮闘の介護をしている人間に、意地悪するユー達は人○差別主義者? or WHAT ?? 」

どうせ嫌われている、

こんなゲスいことをまくし立てて、さらに嫌われることだろう。「それで上等!」と開き直っていました。

すると、

翌日から義実家の態度が急変!

まるで腫れ物を触るかのごとく私に対する優しい態度。(それでいいんじゃ!)

和解ではないにしても、

「コイツを怒らせたらヤバイことになる」と彼らも寒気を感じたのでしょう。

これでええのじゃ!!

もちろん、私にしたって心から誠実に和解し合える関係がベストだと思っているのは確か。

しかし、世界は広いのです。

日本で培った価値観が全く通用しない場面によく遭遇してしまう。

これは事実です。

国際結婚の義実家との軋轢を軽減するには「話し合い」では解決しない
  • 日本流のやさしさの美徳や武士道などがかえって仇になる。
  • 完全に完璧に仲直りはできなくてもいい。
  • ただおとなしく耐える姿勢は海外の人間からみると発言力のない底辺の人間とみなされる。
  • 日本の価値観に囚われて自分責めをしたらアウトだ。

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引用元:https://vanillafudge.jp/discussion

                     

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義実家との関係を改善する秘訣

私は心理学者でもカウンセラーでもないので正確な改善方法はプレゼンできませんが、これまでの経験をもとに、少しでも義実家とのこじれた関係を軽くする方法をアウトプットしていきます。

今回はご存知の通り、国際結婚の義実家問題についてです。

国際結婚の義実家との関係を改善する秘訣
  • 外国語での話し合いでの相互理解はこちらが不利なので頭の中で端的に要約しておく。
  • 嫌な事を言われたら、日本人お得意の「流す」のではなく「今のどういう意味?」と勇気をもって聞き返そう。それを繰り返すこと。
  • ここぞの時は中途半端ではなく、本気で怒りを表す。相手が引くぐらいに。
  • 戦うまでもなく会えないくらいの遠距離に居を構え、極力会うのを避ける努力をする。
  • 究極、離婚の道の選択肢もあると割り切る。(決して悪いことではない。)

未来の義親の介護:向き合う準備

義実家と軋轢があるなら将来の介護の辛さを視野に入れておくべき

 これは私がこの前々夫の介護中、日本から遊びに来てくれた友達が言ってくれたコトバです。

彼女は介護施設の経営者で以前も介護に携わる仕事をしてきたので経験豊富なのです。

彼女が言うには、

なぜだか、仲の悪い嫁姑の家族ほどお嫁さんが長年その姑さんの介護をさせられてるケースが多いから、マーゴさんも姑さんと仲が悪いのなら今のうちに気をつけておいたほうがいいよ。

じゃあ、そんなにおヨメさんが嫌いなら実の娘に看てもらえばいいのに、なんで?

実の娘さんは遠くに住んでるとか、娘には苦労をかけたくないからとかいろんな理由で、嫌い合ってるのにおヨメさんが看てるケースがなぜか多いんだよ!

そうだ!ウチの姑の実の娘はヨーロッパに住んでる。ってことはいずれ私が姑の介護するハメになるってこと?

そうなんだ。今は元気で嫁いびり盛りでも誰だってすぐ年をとる。

気が合わなくても義実家の面倒を看る時期が自分にもやってくる。

自分の夫の介護でも結構大変なのに、それ以上の苦役が現実にやってくる。

しかしながら、その対策も立てずじまいで前述の通り、離婚してしまった私達。

もしあのまま婚姻関係が続いていたなら、10年後、20年後たぶん私は苦しみながらでも義実家の介護はしていたと思うのです。

ガラでもないですが、私も「日本人の情にほだされて」面倒を看ていたのかもしれません。

それはともかく、本気で義両親さんの面倒を看たくなければ、

なんらかの手は打っておくべきだと思います。

せめて、ご主人様から

「俺の親の介護をするのは嫁の務めに決まってるじゃないか!」

と言われた時の対応だけでも準備しておくと

私達、妻の身を守る手立てになると思います。

されど国際結婚:魅力と美学⁉

【国際結婚の旨味だけ味わって、こじれたら別れてもよい。】

私自身、結婚適齢期の頃、こう思っていました。

「自分のような低スペック女子はまともな結婚はできないに違いない。」

「日本人男性の妻になる能力がない。」

「家事はできないが、仕事なら馬車馬のようにできる。」

「現在ストレスだらけの日本から飛び出してみたい。」

以上のネガティブな気持ちを埋めてくれるのが

国際結婚だったのです。

義実家とのジレンマ軋轢を抱えたすえ、離婚まで経験していても

私には海外で結婚することが、水にあってる。性質にあってる。と自省しているのです。

日本社会にピッタリとはまれない、そして社会の枠組みや常識にそぐわない自分の欠点を

長所に変えてくれる国際結婚の魅力と苦しみも凌駕する美学が

「されど国際結婚!」と思ってしまう所以です。

まとめ

前々夫との国際結婚 介護 義実家とのジレンマ 

いう人生を送ってきました。

その後、また再婚をしてしまうことに。(このストーリーは別の機会にね 😃)

今回のまとめ。

①国際結婚の末路:人種や文化の考え方の違いで義実家と不仲になってしまう。

②夫の介護や義実家との軋轢から離婚。

③日本文化は素晴らしいが、日本の美徳が通じない場合がある。

④義実家との問題解決は「話し合い」よりも「本音をぶつけ合う」ことが良いケースが多い。

⓹義実家と不仲であるほど将来の介護の準備が必要である。

「されど国際結婚」の運びになる前に

なぜ「海外移住‐アメリカ移住」に傾倒していったのか?

海外で暮らすことの魅力を深堀りしていきたいと思います。

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次回の記事『海外移住:YOUは何しにアメリカへ?』の巻です。

どうぞお楽しみに🎄🎅  Stay Tuned❗❗

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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では~Good Luck ✨✨

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