『弱い立場の人間は同情はされども、決して尊敬はされない』
『リタイア生活inラスベガス』のマーゴです😊
ご家族の介護に従事していらっしゃるシニアのみなさん、毎日お疲れ様です。
冒頭から冷たいコトバ! でも私が言った言葉ではないのです。
この冷酷な言葉をはじめ、
珠玉の傷つくパワーワードが、介護中で苦しんでいた私を救ってくれました。
まさに地獄の淵から救ってくれた私にとっての介護中の『推しワード』=FAVE WORD。
それは、中高年女性なら「あ~!あの人」と知られてるある有名な人のグサッと傷つく言葉の数々。
普段私は厳しい指導や傷つく言葉が大嫌いな人間です。
にもかかわらず、これらのひどい『推しコトバ』は介護が終わっても折りに触れ、私のリタイア人生にエナジードリンクのように効いてくるのです。

有名実業家の傷つく言葉
介護で疲れ切っていた私に飛び込んできた、あるYouTubeチャンネル。
それは健康食品の創業者で著名な実業家の斎藤一人さんのチャンネル。(私は実業家という言葉に弱い!)
斎藤一人さん(以下、”一人さん”)が大勢の聴衆の前でなんかセミナーをやってる様子でした。
以下、一人さん談、
「えー、ある女性が相談にくるの。」 (ふむふむ。)
女性:「一人さん、私、旦那がガンなんです。私も介護で弱りきってます。どうしたらいいんでしょう?」
一人さん:「アンタ、旦那さんガンなんだろ?」 ←タモリの「髪切った?」ぐらいの軽い調子で。
「旦那がガンぐらいで落ち込んでちゃダメだろって!」
えぇぇ?? 一人さんどうしちゃったのー? いつもなら困ってる人にやさしく温かい言葉でアドバイスしてくれるのに!!
そんなん、介護で弱ってる人達めっちゃ傷つくでしょ!!
一人さん:「旦那のガンの治療、旦那の介護、これからもっと大変になるんだから、アンタがガン以上に強くどん欲になんなきゃダメだろって!」←いつもの江戸っ子口調です。
女性:「でも、私つらいんです。ごはんも喉に通りません」(泣)
一人さん:「メシぐらい食いなって!」←確かに!
女性:「つらくてウツ寸前なんです~~」(さらに泣く)
一人さん:「なっちゃえばいいんだよ、ウツでもリュウマチでも!」←なんか笑えてきた!
聴衆に向かって:「いいかい、こうやってずっと悲しんでる人に寄り添っちゃダメだよ。」←正気ですか?
「その人は弱いフリして、本当はアンタたちよりずっと気が強いの。」←マジっすか?
「私辛いんです。苦しいんです。って言ってアンタから「気」と「時間」を奪っていくんだよ。アンタその人のゴミ箱にされてんだよ。それに気づきな!」
「その人は毎日が辛くても、人様から慰められることが快感になって、なおさら辛いのが居心地が良くなっていくんだよ」←深い!!
「その人は勝手に喜んでツラいところにいるんだから、ほっときな!」
「それとね、愚痴を聞いてあげてるアンタも人をナメちゃいけないよ」← へっ? どういうことですか!
「相手が苦しんでるからって上の立場で相談なんか乗っちゃダメ!」←なんで?
「アンタが可哀そうと思ってても、実はアンタよりずーーっといい暮らしをしてるもんなんだよ。人ってそんなもん。いいかい? 人を甘く見ちゃいけないよ!」 ← 💥やられたーーー!!!
すごく納得!心臓を撃ち抜かれた感触。💘
この一見、冷たく傷つく言葉。
「あなたは稲妻のように、私の心を引き裂いた」
「忘れない。あなたが残していった傷跡だけは」
つまり「情けは人の為ならず」ってこと? 違ってる?
いつも愛のあるハートフルな斎藤一人さんなのに、このするどい切り口よ。
やはり、戦中戦後を生きてきた先人の言う言葉はお宝だわ~
じゃあ私の場合、旦那の介護だからって慰められて喜んでる場合じゃなく
旦那の腎臓病、糖尿病、脳卒中に対して、そいつら病気以上に凌駕してやる!ぐらいに思えってこと? なるほど~。
とはいえ、これ介護だけでなく家庭内の問題や人間関係で悩んでいる人がカウンセラーに
こんなセッションをされたらさらに傷ついてしまうのではなかろうか? 一人さんだから納得するとしても。
そして友達が困ってたら「何でも言って!」と助けてあげるのが人の道ではないのですかー?
でも長いスパンで愚痴を聞きすぎたらネガティブの渦に巻き込まれてお互いの為にならないってことなのか?
どなたか教えてください😿😿
もちろん受け取る人それぞれだから、万人に当てはまるとは言えないにせよ、
このたるみきった私には、気持ちの筋肉繊維が引き絞れた感じのフィット感。
このショック以来、私の教訓・推しワードが決まった。
「苦難くらいで落ちてはいけない!苦難以上に強くどん欲たれ」
「人をナメてはいけない。人を甘くみてはいけない」
そして、一人さんの最後の置き台詞、、、
「いいかい? 機嫌よくいなよ!」←ズキューーン💥💘💘
やっぱりハートフル斎藤一人さんでした。🥰



同情され続ける人間は決して「尊敬」はされない!
『弱い立場の人間は同情はされども、決して尊敬はされない』
冒頭でふれたこの言葉もまた、私の人生の『推しワード』なのです。
またこれもYouTubeでポップアップされたチャンネルで、
ニューヨークのブルックリンに住んでるKYOU君という黒人の男の子の番組です。
KYOU君は見た目もストリート系ヤバイ系の「Hey! YO!!」タイプの今どきの男の子。
ちょうどその頃、アメリカでは「黒人の命も大事」キャンペーンが盛んで、人種差別を撤廃しようとのスローガンで全米でデモが起こっていたのです。
もちろんここラスベガスでもダウンタウンでデモがありました。
その風潮についての配信で
ある黒人の若い女性が、
「私達○人は常に下に見られる立場なのだから、もっとみんな私達を理解し擁護する必要があると思うの」
と言ったのに対し、
KYOU君は
「彼女とは違うね。」←へ?なんで??
「擁護され続ける弱い立場の人間は、同情はされども、決して尊敬はされない!!」
「自分は気の毒だ、可哀そうだと思われて当たり前!というマインドがいつまでたっても人に尊敬されない諸悪の根源なんだよ。」とKYOU君。
深い!!斎藤一人さんと同じくらいに。
わずか20歳やそこらで、しかもヤバイ系で、この境地に昇りつめてるなど本当に尊敬。それこそ尊敬に値する。
「尊敬」されないということは、つまり
慰められて一瞬はいい気持ちになれる。
‘’いい気持ち‘’はマッチ売りの少女のマッチのように、5秒くらいブワッと明るく暖かい気持ちが味わえるけど
マッチが消えたら、いつものごとく暗く落ちる。
例えば
・自分はショッピング同行してる女友達や
・同じシフトで働いてる同僚より
いつも気持ち的に下に置かれている状況に甘んじている。そんな感じなのでしょうか。
彼KYOU君は決して恵まれた環境ではなく、親から何も教育をされず十代の頃はかなり荒れた生活をしていたそう。
なぜ、今のように変われたかは語られなかったが
きっと、「人生を教えてくれる人」に出会えたのかもしれないですね。
とにかく、何か自分に不幸なことが起こっても、また不公平な立場に置かれていても
自分は哀れな奴だから慰められて当然!という精神性が自分の尊厳を失くしていく。ということを語っていた。
あの今どきの‘’ヤバい・ストリート‘’な若者からいただいた、いぶし銀の金言。
私の心のピースにガチっとはまりました。
これからもこの「推しワード」を大事に生きていきます。。

まとめ
①苦難くらいで落ちてはいけない!苦難以上に強くどん欲たれ。
②人をナメてはいけない。人を甘くみてはいけない。
③いつも機嫌よくいること。
④弱い立場の人間は同情はされども、決して尊敬はされない。
いつも甘々な私でもこれらの冷たい傷つく言葉は私の苦しい介護生活を救ってくれました。
以降、生きる上での推しワード・金言になっています。
みなさんはどんな言葉が「推し」でしょうか?
クリックできるよ😽
次回の記事は、『昭和アイドル歌謡の固定イメージから脱却』 です。
では最後までお付き合いいただきありがとうございました。
「機嫌よくいなよ!」😆
それでは、Good Luck ✨✨
コメント
コメント一覧 (2件)
機嫌よく、可哀想って思われないで、だよね~本当に。
難しいけど、本当にそう思う。
機嫌悪く、可哀想って思われて、そんな人生行きたいって思ってない💢
ありがとう(^_^)
そうですね🈴
私もその言葉でそんなふうに生きたくないと知った一人です。
ありがとうございました😌